2002年12月20日


マーシ様、スタッフの皆様、こんにちは。
今日、念願のスタウロライト(十字石)が届きました!
(メールで問い合わせたときに対応してくださったスタッフ様!あなたのおかげでマメにチェックをしようと思い、そして今日手にすることができました。その節は本当にありがとうございました!)

長野まゆみさんの「天体議会」という著書を読んで以来とても気になっていた石だったので、手にできて本当に嬉しいです。
我ながらミーハーな気もしますが、子供の頃に石に憧れるきっかけになったのは、この方の本に拠るところが少なからずあったことは事実なのでした。
以下抜粋したものを載せてみました。

 彼はいきなり水蓮の手首を掴むと掌に何かをのせ、次の銅貨の掌にも同じものをのせた。それはふたつの結晶が交差した十字石である。
(中略)
「石の十字架さ。」
 不意をつかれ、呆気にとられているふたりにそう云って、少年は走り去った。
「どういうつもりだろう」
「さあ、」
 水蓮は掌の十字石をじっと見つめた。黒蜜のような濃い色をしている。結晶は一方が斜めに貫入した不完全な十字だ。
「南十字星だな。少し傾いている。銅貨のは、」
「これも、斜だ。水蓮のより少し大きいから偽十字星ってところか。」
(天体議会・河出文庫・P138〜139より抜粋)

私は上記の場面を読んで十字石の名前を知りました。
この本に登場する水蓮という名前の少年は、最高の信頼を示して相手に石を与える、という素敵な少年です。
機会がありましたら読んでみてください。
(鉱石倶楽部というお店が出てきたり、石の名前を漢字で表記し、色の表現とかにも石を用いていたりして素敵な本です。
私はシトリンを黄水晶と表記せず、黄石英と書いているところなどがいいなぁ、と読むたびに思っていたりします。)

私の元に届いた十字石は縦と横の違う長さが垂直に交わっているので本当に十字架のようです。
小さいながらも存在感抜群で、ポーチに入れてお守りとして持ち歩こうと思っているのですが。
硬度はどれくらいなのでしょうか。
あまり強くないようなら欠けると悲しいので部屋に飾っておこうと思うので教えてください。
よろしくお願いします。

それにしてもスタウロライトってクリスマスにぴったりの石って感じです。(Kさん)


うーん、なかなか素敵な文章を紹介してくれてありがとうございます^^石英は不透明、水晶は透明のクオーツに当てられる文字で、黄石英といえば、不透明の黄色い石英のことではないでしょうか。石たちをイメージしながら読んでいると、楽しい発見がありますね^^スタウロライトは十字部分は7.5と硬度は高いのですが、その周辺の母岩が弱いので、持ち歩かない方がいいかもです^^またのご利用お待ちしています。

マダム・マーシstonereview at 23:23│コメント(0)トラックバック(0)その他の石・レアストーン │ このエントリーをはてなブックマークに追加

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