2014年11月30日

こんにちは。
以前開催した「マダムマーシやる気の出る風水講座」講演記録を期間限定で掲載します。

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次に、風水といえば「水槽」も開運アイテムです。香港へ行くと、よくビルの玄関に水槽が置かれています。これも風水の基礎の基礎である、古くから言い伝えられている開運法のひとつです。

さて、ここでみなさん、気が付いたかと思いますが、風水を上手に日常に取り入れるキーワードは「水をためる」ということなんです。
だから風水というんですね。この言葉の語源は「気乗風則散界水則止」

気は風に乗ってすなわち散り、水にさえぎられてすなわち止まる

風水はよい気を取り入れて開運に結びつける学問ですから、水をためることがそのまま気をためて繁栄するということになります。
そして、風水の第一の利用法は、水を止めることにあり、次に生気を取り込んで風で散らさないようにすることだ、といっています。
風水を体系化したのは、晋の時代の郭璞で、この記述は「葬書」の引用です。

晋の国というのは、三国志でおなじみの曹操が建国した魏の国が滅びて次の時代、紀元3世紀ごろですね。日本では卑弥呼が魏志倭人伝に登場しますので、少しあとの時代です。7世紀あたりに聖徳太子が出てきます。その数百年前で倭国大乱があった時代です。
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風水は陰宅(建墓)風水と、陽宅(建築)風水に分かれています。元々葬書、というくらいだから陰宅風水、つまり死者のために良い土地を探して墓を立てることが本来の目的だったわけです。そこから発達して陽宅風水、生きている人のための風水が生まれました。といっても、一般庶民の話でなく昔は支配者や王様のための宮殿を建てたり、都を建設するのに用いられました。王室が発展するための宮廷建築術、これを堪輿学といいます。

zenpou

この図を見てください。みなさんは、この形は何に見えますか?
鍵穴ですか?
鍵穴に見えた人は泥棒に入られないように注意しましょう。
正解は前方後円墳です。
中国の人は、陰陽五行の宇宙論から天は丸くて地は四角だと位置付けていました。
天と地、つまり陰と陽が交じり合うことによってそこに「気」が生まれるという理論から、この形が生まれたわけです。だから日本では古墳が造営された紀元3世紀あたりに風水の理論が取り入れられていたということです。

日本では風水で言う四神相応の地ということで、奈良の平城京、京都の平安京が建設されています。

四神相応というのは、北に山があり、南に平地か海が開け、東に清流が流れ、西に大きな道路があるという土地のことです。四神というのは神獣が当てはめられていて、北は玄武、南は朱雀、東は青龍、西に白虎です。
ですから、一戸建ての家をこれから建てようという人は、風水に沿って

・得水の地、蔵風の地
・背山傍水

の地を選べばいいわけです。
ただ、これは都会のマンション暮らしの人には当てはまりません。
そこで手軽なインテリア風水開運術の一例として、
部屋の北側に山の絵、南に海の絵、東に龍の絵、西に虎の絵を飾るといいですね。四神相応の部屋ということになります。



マダム・マーシstonereview at 00:00│コメント(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

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